アザ/アトピー

赤ら顔/毛細血管拡張症/静脈瘤

皮膚の層である真皮内の毛細血管は表皮を通して目に見えます。顔の真皮は毛細血管の密度が高くなっており、特に頬の部分は、他の身体の部位の5倍もの毛細血管が集中しています。そのため、頬に赤さが目立ったり、火照ったりする訳です。冬に気温の低い外から暖かい屋内に入ると頬に赤い血流が表皮を通して目立つようになります。

これは冬の外気は温度が低いので血流を早めるために血管を収縮させています。暖房の効いた屋内に入ると、血管を膨張させてゆっくりとした血流になります。頬の血管も拡張し血流が表皮を通して赤く見えるのです。興奮した時や、人前に出て緊張した時なども、頬の毛細血管が膨張して血流が増えるため、顔が赤くなります。

レーザーを使って毛細血管拡張症(赤ら顔)を治療します。火照りや緊張感から出る皮膚の赤みにはダイオードレーザーで血行代謝を改善するよう治療します。皮膚正面の毛細血管をVスターレーザーで除きます。皮膚の血中にある酸化ヘモグロビン赤色素のみに反応するレーザーを用いるので、正常な皮膚に傷を付けたり跡が残ったりすることはありません。

強いレーザーによる治療を行った後に、カサブタができる場合があります。治療後1週間くらいは化粧を控えます。内出血や紫斑(しはん)が出る場合もありますが、これは時間が経てば消滅します。レーザー治療後は紫外線を避けて日焼けしないよう注意してください。

毛細血管拡張症は静脈癌と共に併発し、痛みを伴う重症のものがあります。いわゆる赤ら顔という軽症のものもあり、別名抹消血管拡張症とも言われます。形成外科でも治療が行われています。